ファーミネーターは、猫の抜け毛対策の最高峰と言っても過言ではないほど知名度・人気度ともに高いですよね。
でも正直、他の商品に比べてかなり価格が高いことがネック。
私もその価格におじけづいて、まずは安い違う商品を買いました。
でもそれが期待外れであまり抜け毛が取れず、結局ファーミネーターを買ったところ、抜け毛が取れる取れる!
価格は高いけど、その価値はあります。ファーミネーターが猫飼いさんから支持されてる理由がわかりました。
最初からファーミネーターを買うべきでした。
はっきり言って安物買いの銭失い。でも実際使ってみないと分からないですよね。。
この記事では、ファーミネーターを実際に使った感想や商品の特徴、選び方などをまとめました。
ファーミネーターに興味のある方、購入を考えている方の参考にしていただければ嬉しいです。
- ファーミネーターを実際に使った感想を聞きたい
- ファーミネーターの購入を迷っている
- ファーミネーターについて知りたい
- ファーミネーターの選び方を知りたい
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ファーミネーターを使った感想
わが家で使っているファーミネーターは、長毛種用のSサイズです。
うちのクーの体格なら、本来は大きいサイズのファーミネーターを使うところなんですが、小回りがきくほうが良かったので小さいサイズにしました。
実際使ってみた感想は次のとおりです。
- 重みがあってしっかりしてる
- 抜け毛が良くとれる!
- 安全に配慮されている
ファーミネーターを手に取ってみて、その重さにびっくりしました。
すごくしっかりしていて、何かの拍子に壊れそうな不安感は皆無。それまで使ってた抜け毛取りブラシとは全然違います。
そして一番驚いたのは、抜け毛取り効果の高さです。
それまで使ってたブラシではなかなか抜け毛が取れなくて、ブラシで取れないのにその割に抜け毛が多くて部屋に毛が舞ってました。
思い切って買い替えて良かったー!と思いました。
また、ちゃんと安全面には配慮されていて、ケガしたり必要以上に毛を抜いたりする心配はありません。
やればやるほど毛が抜け続けるなんてことはなく、抜け毛をしっかり取ってくれます。
ファーミネーターを買う前は、
「値段が高すぎない?そんな価値あるの?」
と疑ってましたが、納得の抜け毛取り効果でした。
いいものは高くても惜しくない。本当にそう思える商品です。
ファーミネーターの特徴
ファーミネーターは、抜け毛の約8割と言われる不要なアンダーコートを除去することに特化したブラシです。
つまり、アンダーコートがない猫ちゃんは、ファーミネーターを使う必要はありません。
ただ、日本にいる猫ちゃんには一部の純血種を除いてアンダーコートがあると言われています。
アビシニアン、アメリカンショートヘアー、ジャパニーズボブテイル、シャム、スコティッシュフォールド、ソマリ、ノルウェージャンフォレストキャット、ヒマラヤン、ブリティッシュショートヘアー、ペルシャ、ベンガル、マンチカン、ラグドール、ロシアンブルー
※代表的な猫種のみ
※引用:ファーミネーター公式より
エジプシャンマウ、オシキャット、オリエンタルショートヘア、コラット、コーニッシュレックス、シャム猫、シンガプーラ、スノーシュー、スフィンクス、ターキッシュバン、ターキッシュアンゴラ、デボンレックス、トンキニーズ、バーマン、バーミーズ、バリニーズ、ベンガル猫、メインクーン
※代表的な猫種のみ
※引用:ファーミネーター公式より
アンダーコートの有無を確認するには、猫ちゃんの毛をピラッとかき分けて見てください。
アンダーコートがない場合
根もとの毛が表面の毛と同じ色で、すぐに地肌が見える
アンダーコートがある場合
根もとの毛の色が表面の色と違う(たいていは薄い)、ふわふわした毛がたくさんあって地肌が見えづらい
クーは、ミヌエットなのでアンダーコートがあります。
最近寒くなってきたので毛がふさふさモコモコになってきて、毛をかきわけても地肌はほとんど見えません。
クー
アンダーコートがあるか分からない時は、獣医さんかトリマーさんに聞いてね!
フルリニューアル
ファーミネーターは、2021年春にフルリニューアルされました。
従来品から一新してニューバージョンになり、さらに使いやすく安全になっています。
- 歯に緩やかな曲線がつき、猫の体によりフィット
- エッジガードが付き、猫の体に歯がくいこむのを防ぐ
- カラーが一新
まず歯についた曲線ですが、これは言われるまで気づきませんでした。。
よく見てみても、「うーん?ついてるようなついてないような・・」程度のごくごく緩いカーブです。
定規を当ててみたら、たしかにカーブがついてるのがわかりました。
深いところと浅いところの差は1ミリあるかないか?という感じです。
一度に歯を当てられる範囲は猫のからだのごく一部だから、カーブがきついと逆にフィットしないんでしょうね。
ごくごく緩いカーブだからこそ、体のさまざまな場所に適度にフィットします。
エッジガードについては、前バージョンではなかったものですが、あった方が断然いいです。
実際に使ってみるとわかるんですが、このガード+猫の毛のおかげで、猫の皮膚に直接歯が当たることはありません。
すごく安全性が高まっていると感じます。
カラーも変更され、ヘッドの部分はつや消しになって高級感が増しました。
ファーミネーターのその他の特徴は以下のとおりです。
特殊なステンレス歯で肌や毛を傷めない
ファーミネーターの歯は、一見すると細く鋭いのでケガするんじゃないかと思ってしまうんですが、そんなことはありません。
歯は特殊なステンレスで作られていて、トップコートや肌を傷めることなくアンダーコートを効率的に取り除けます。
実際どんなものかと手のひらに強く押し当ててみましたが、1本1本の間隔が狭いためか痛くありません。
強く当てるのでもちろん跡はつきますが、穴があくとか傷つくとかそういったことはなかったです。
普通に使用していれば皮膚を傷つける心配はない。と実感してます。
クーも、ファーミネーター大好き!ということはありませんが、しばらくはやらせてくれるので痛くてイヤということはないようです。
クー
長時間拘束されるのはイヤなのだ。
人間工学に基づいて設計されたグリップ
ファーミネーターのグリップ部分は、持ちやすいように人間工学に基づきデザインされています。
これについては特に意識したことなかったんですが、言われてみてれば確かに違和感なく手のひらにフィットします。
毛をワンプッシュで簡単除
取り除いた毛はファーミネーターの歯の部分に溜まるんですが、上部の突起をワンプッシュすれば簡単に取れます。
ただ、私はこの機能は使ったことありません。
結構強く押さないと最後までプッシュできないし、歯が一列なので手でスッと簡単に取れるんですよね。
手で取った方がストレスがないので、もっぱら手で取ってます。ただ、両手が塞がってるときは便利そうです。
ファーミネーターはどこで買うのが良い?
ファーミネーターは、実店舗やネット通販で手に入れることができます。
通販は、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングなど大手通販サイトではどこでも取扱っていますが、公式サイトでは販売していません。
価格は、実店舗もネット通販もあまり差がない印象です。
Amazonは、リニューアル前の旧製品だとかなり安く販売されていますが、ニセモノに注意する必要があります。
購入する時の注意点
ファーミネーターを購入する際の注意としては、ニセモノが多く出回っていることです。
信頼できる正規販売店か、万が一偽物であっても返品できるお店から買いましょう。
ファーミネーターには日本版と海外版があり、模倣品は海外版のリニューアル前のものが多いようです。
特に、希望小売価格より大幅に安い場合は偽物の可能性があるので要注意です。
ファーミネーターのラインナップ
猫用のファーミネーターには、猫ちゃんの毛の長さと体格によって4種類のラインナップがあります。
どのファーミネーターを選ぶかは、毛の長さと体重を目安にするとわかりやすいです。
小型猫 S 短毛種用
毛の長さ:5㎝未満
参考体重:約4.5㎏未満
公式希望小売価格:5,940円(税込)
小型猫 S 長毛種用
毛の長さ:5㎝以上
参考体重:約4.5㎏未満
公式希望小売価格:5,940円(税込)
中・大型猫 短毛種用
毛の長さ:5㎝未満
参考体重:約4.5㎏以上
公式希望小売価格:7,480円(税込)
中・大型猫 長毛種用
毛の長さ:5㎝以上
参考体重:約4.5㎏以上
公式希望小売価格:7,480円(税込)
まとめ
わが家では、短時間で効率よく抜け毛が取れるファーミネーターのおかげで、お手入れが短時間で終わって助かってます。
初めはお値段の高さで違う商品を使いましたが、満足できず結局ファーミネーターを買い直しました。
ファーミネーター以外の商品も使ったからこそわかるんですが、抜け毛取りの実力がもう全然違います。
ファーミネーターは、猫ちゃんの抜け毛やヘアボールの吐き戻しに悩んでいる飼い主さんや猫ちゃんに、ぜひ使ってみて欲しい商品です。
小型猫 S 短毛種用
小型猫 S 長毛種用
中・大型猫 短毛種用
中・大型猫 長毛種用