猫と毛玉は切っても切れない問題です。
わが家のクー(長毛ミヌエット)も、飲み込んだ毛がお腹に溜まってしまい定期的に吐いています。
今回は、わが家の猫の毛玉を吐く前兆や普段のようす、毛玉対策として普段からできることをまとめました。
猫ちゃんの毛玉問題に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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毛玉を吐く頻度や普段のようす
クーは、長毛のミヌエットでとにかく熱心に毛づくろいをします。
そのためか、飲み込む毛玉の量が多いみたいで冬場は月に1回くらいの頻度で毛玉を吐きます。
これが換毛期で抜け毛が多い時期だと、月に2~3回の頻度です。
また毛玉を吐く時間帯ですが、ほぼ朝方に集中しています。
ただこの時間帯についてはクーがそうだというだけで、他の猫ちゃんに当てはまるわけではありません。
実際、実家で飼っていた猫たちは昼間に吐く子もいて時間帯はまちまちでした。
吐く時間帯や頻度については、猫ちゃんの生活リズムや体質、毛づくろいの習慣などで変わります。
吐いた毛玉について
クーの吐いた毛玉は、全然いやなニオイはありません。
わかりにくい場所で吐かれたら長時間気づかないので注意が必要です。
形は長細くて10センチ以上あります。
おそらく食道を通る時に長細くなるんだろうと思います。
実際に吐いた毛玉の写真を参考に載せます。閲覧注意です!見たい方のみタップして見てください。
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猫が毛玉を吐く前兆
クーの場合、飲み込んだ毛がお腹に溜まって圧迫するのか、だんだん食欲が落ちてきます。
いつもは「ごはんだよ~。」と言うとトコトコついてきてすぐ食べるのに、呼んでもなかなか来ません。
ごはんを残す量が増えたな?と感じてから大体2~3日以内に毛玉を吐く。といった感じです。
クー
お腹に毛が溜まってきたらあまり食べられないよ。。
毛玉を吐いた後のようす
毛玉を吐いた後は、特に変わったようすもなくケロッとしています。
お腹もスッキリするから食欲が戻ってごはんを食べる量が増えてあまり残さなくなります。
毛を吐いた後は一安心だけど、歳をとってもちゃんと吐き出せるのか。。今から心配もしています。
猫の毛玉対策でできること
今は定期的に飲み込んだ毛を吐き出せているクーですが、ずっとこのまま順調にいくかと言われれば不安です。
- できるだけ負担がかからないように毛をお腹にため込まないようにしてあげたい。
- まだ若くて体力もある今なら毛玉も吐き出せるけど、歳をとってからちゃんと吐き出せるのかわからない。
今は自力で毛玉を吐き出せていますが、一番こわいのは毛球症です。
毛球症(もうきゅうしょう)とは毛づくろいをしたときに少しずつ飲み込んだ毛が胃で塊になり、胃や腸でさまざまな症状を起こす病気です。
アクサダイレクトより引用
毛球症は、長毛猫や老猫がかかりやすいですが、短毛猫や若い猫もかかりうる病気です。
便や吐くことでうまく排出されないと、毛球が体内で大きくなりすぎて発症してしまいます。
猫が毛を飲み込んでしまうのを完全に防ぐことはできませんが、最小限にすることはできます。
わが家でも実践中の猫の毛玉対策をまとめました。
- ブラッシングで抜け毛除去
- 毛を排出しやすいフードを与える
- 猫草を与える
- なるべくストレスを与えない
ブラッシングで抜け毛除去
まずは飲み込む毛を減らすために、抜け毛はできるだけ取ってあげることが大切です。
わが家では、抜け毛除去で絶大な支持を得ているファーミネーターを使っています。
はっきり言って値段は高いですが、使ってみて納得の性能です。毛がごっそり取れます。
これだけの抜け毛を飲み込んでしまってるのかと思うとゾッとしますよ。
最初はお手頃価格の抜け毛取りブラシを使っていましたが全然満足できず、ファーミネーターに乗り替えました。
ファーミネーターについては他の記事でレビューしてますので、よろしければそちらもご覧ください。
毛を排出しやすいフードを与える
ファーミネーターで抜け毛を除去しても、それでもやっぱり飲み込んでしまう抜け毛。
飲み込んでしまった毛は、便と一緒に排出するか吐いて排出するかの2択になります。
毛をうんちと一緒に排出できれば、吐く頻度もかなり減って猫ちゃんの負担も軽減します。
わが家では、ロイヤルカナンのヘアボール対策フードを食べさせてなるべく自然に毛玉を排出できるようにしています。
ロイヤルカナンの『インドア ロングヘア―』は、商品名にヘアボールケアと書いてませんが長毛猫ちゃん用でヘアボールケアもできる商品です。
クー
商品詳細欄にはヘアボールケアもできると書いてあるよ!
ヘアボールケアのウェットタイプも、カリカリに混ぜてあげています。
猫草を与える
猫草も、便と一緒に排出しやすくしたり吐き出しやすくなる効果があります。
『猫は猫草を食べて毛玉を吐く』と昔から聞いていたので、毛玉対策にためしに与えてみたらムシャムシャ食べたのでびっくりしました。
クーにはそれまで猫草を一回も与えたことがなかったので、食べるものと認識しないのでは?と半信半疑でしたが、迷うことなく食べました。
猫草を本当に欲してるんだなぁ。本能なんだなぁ。と感心しました。
猫草についてご興味のある方は、こちらの記事もどうぞ。
▶猫草がすぐ枯れてしまう!長持ちさせる育て方と自家栽培という解決法
▶猫草の栽培方法を写真付きで解説!自家栽培ですぐ枯れる問題が解決
なるべくストレスを与えない
毛玉対策として、猫ちゃんにストレスを与えないことも重要です。
猫はストレスを感じると、いつも以上にグルーミングをする傾向があります。
グルーミングすればするほど毛をたくさん飲み込んでしまうので要注意です。
なるべくストレスの無い環境で生活できるようにしてあげましょう。
日ごろのケアが大事
猫が毛玉を吐いてしまう対策は、日ごろのケアが大事です。
- ブラッシングで抜け毛除去
- 毛を排出しやすいフードを与える
- 猫草を与える
- なるべくストレスを与えない
飲み込む毛の量を減らすことが優先順位第一位なので、ブラッシングが一番の予防法になります。
特に換毛期は毛が抜けまくるので、長毛猫ちゃんはもちろん、短毛猫ちゃんも油断できません。
大変だけどブラッシングがんばりましょう!