「猫を飼うには、どんな猫グッズを準備したらいいの?」
「最低限これだけあれば大丈夫。というラインを知りたい。」
猫グッズってたくさんあるので、猫を飼う前に何を準備すればいいのか迷いますよね。
この記事では、ブリーダーさんから教えてもらった猫を迎えるための準備品についてまとめています。
わが家が準備したものと、かかった費用についてお教えします。
クー
僕が気に入らなくて買いなおしたものもあるよ。
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最低限これだけあれば!の子猫飼育の必需品7つ
子猫をお迎えするにあたって、ブリーダーさんから「最低限これだけあれば大丈夫!」と教えてもらった必需品は以下のとおりです。
- トイレとトイレ砂
- フード
- 水飲み器
- 食器
- 猫ベッド
- キャリー
- ケージ
1.トイレとトイレの砂
トイレとトイレ砂は、銘柄は指定されませんでしたが、トイレ砂に関しては木製のペレットをおすすめされました。
実際使ってみて納得したのですが、トイレ砂が木製のものだと燃えるゴミとして捨てられるので便利です。
自然のもので安心だし、木の良い香りにも癒されます。
猫の足や体につくこともないし、粉が舞って飛び散ることもありません。
わが家はニャンとも清潔トイレにしました。
子猫用、成猫用のオープンタイプ・ドームタイプとバリエーションがあり、正直どれにするか悩みました。
すぐに大きくなるから、いきなり成猫用でもいいかも?でも高さがあるから子猫には厳しいかな?
うーん、2,3ヵ月で買い替えはもったいないよね。。
かなり迷いましたが結局、買い替え後もサブトイレとして活躍できること、実家へ帰省する時は子猫用の小さいトイレの方が持ち運びしやすい。ということで、子ねこ用のニャンとも清潔トイレを購入しました。
悩みましたが、子ねこ用のトイレを買って正解でした。
後から成猫用のものに切り替えたのですが、子ねこ用と違ってかなりの大きさにびっくりしました。
子ねこ用なら体が小さくてもトイレの出入りがスムーズにできましたし、大きくなった今でも帰省時は大活躍です。普段はあまり使いませんが、サブトイレとして置いておけるという安心感があります。
2.フード
フードは、ブリーダーさんにおすすめされたロイヤルカナンの子猫用キャットフードを購入しました。
子猫用のフードといえばロイヤルカナン!というくらい定番中の定番ですよね。
ブリーダーさんの愛用率も高く、ワクチン接種に行った動物病院でもロイヤルカナンのサンプルフードをいただきました。
ただ、ごはんについては、ブリーダーさん宅でいつも食べているものが良いです。
特に引き取り直後は環境の変化にストレスを感じるため、慣れないフードだとあまり食べてくれない場合があります。
わが家では、ロイヤルカナンの子猫用ドライフードとウェットフードの2種類を用意しました。
お迎え初日からモリモリ食べてくれて安心しました。
ただ、現在もロイヤルカナンを食べ続けているかというと、そうではありません。
「食べてはいけないキャットフード」について調べてから吟味を重ね、現在は無添加グレインフリーのGRANDS(グランツ)キャットフードに切り替えました。
↓グランツのレビュー記事はこちら↓
3.水飲み器
猫ちゃんの飲み水容器としてブリーダーさんにおすすめされたのは、ペットボトルを装着する水飲み器でした。
私が選んだのは、リッチェルのウォーターディッシュSボトル付です。
この商品は、ケージのワイヤー部分に取り付けて使用します。
猫ちゃんの大きさに合わせて設置する高さを変えられるので、どんな体格でも大丈夫です。
お皿部分の水を飲んで少なくなると、自動的にボトルの水がお皿に注がれ、適量でストップします。
ボトルに目盛りがついているので、1日にどのくらい飲んでいるか分かるので便利です。
この商品はSサイズとMサイズがあり、どちらにするか迷いました。
SサイズとMサイズの違いは、水が溜まるお皿のサイズです。ペットボトルの大きさは変わりません。
最終的に、お皿が小さい方がよりキレイなお水を保てるという理由で、Sサイズに決めました。
大きくなったら飲みづらくなるのでは?と心配でしたが、1歳になり成猫となった今でも問題なく飲めています。
4.食器
キャットフードを入れるお皿も用意しました。
猫ちゃん用の食器はいろいろなデザインのものがあるので選ぶのも楽しいですよね。
基本的にいつも目に触れるものなので、食べやすさと素材の安全性はもちろん、見た目も重視して選びました。
- 陶器
- 食べやすい形状
- ズレ防止にある程度の重さがある
- おしゃれ
これらの条件全てを満たしたのが、ル・クルーゼのペット用食器です。
この食器はパーフェクト!見た目はもちろん、食べてる途中にずれることもなく、なかの計上もボウルのように丸くなってるので隅のフードの取りこぼしもなくキレイに完食できます。
大きくなってきたら、脚付きで高さのある食器が食べやすいです。
ちなみに、脚付食器の中で猫飼いから絶大な支持を受けてるのは、猫壱の脚付フードボウルです。
5.猫ベッド
猫ベッドは、季節によって素材も違ったりさまざまな形状のものがあります。
クーをお迎えしたのは10月だったので、まずは秋冬用のドーム型のものを選びました。
選んだネコセカイの秋冬用ドームベッドはかなりの人気商品で、楽天ランキングでも上位に入っていたものです。
秋冬寒いとかわいそうだから、値段もお高めでしたが奮発しました。
ところが!
このドーム型の秋冬用ベッド、クーはまったく使ってくれませんでした。。
これは猫ちゃんによると思いますが、クーは暑がりなのかふわふわ暖かいところでは寝たがりません。
冬の相当寒い日でも、布団には決して入らず布団の上に寝る程度なので気にいらなかったようです。
何度中に入れてもすぐに出てきてしまうので、しかたなく買い替えました。
次に選んだのは、ふわふわを好まないクーに合わせて一年中使える素材のものです。
スタンダードでインテリアの邪魔をしない上品なカラーとデザインのものを選びました。
このベッドを買った当時は、まだレビュー(Amazon)もそれほどなかったのですが、約1年ぶりに見てみたらかなり増えてました。売れてますね。
値段は安いのに高級感もあるし、なによりしっかりしてます。わが家のクーも、立ち上がりの部分に頭を載せて枕代わりにしたり、気に入って使ってくれてます。
ぜったい1,000円台には見えません!おすすめ!
もちろん丸洗いできるので、衛生的にも安心です。
6.キャリー
キャリーは、猫ちゃんを家にお迎えする際に必須なので、一番初めに使う猫グッズと言えます。
病院へ行くときにも使いますし、家でも扉を開けて置いておけば猫ハウスとしても活用できます。
選んだアイリスオーヤマのキャリーは、上からも開けることができるので病院でも便利でした。
大きさもコンパクトで持ち運びしやすく、子猫が不安にならない適度な広さで良かったです。
大きくなってからは窮屈そうだったので大きなキャリーに買い替えましたが、子猫時代に大活躍してくれました。
このアイリスオーヤマのキャリーと、買い替えたキャリーのレビューを別記事で書いてます。
7.ケージ
ケージはいらない。という意見もありますし、私自身も「いるかな?」と購入を迷いましたが、実際使ってみて買って良かったー!と思ってます。
猫が家に慣れるまでは、家の中でどんな動きをするか分からないので事故の危険性があり目が離せません。
ケージがあれば、外出でお留守番してもらう時や、ゴミ出しに行くちょっとした時間でも入っていてもらうことができるので、お迎えして間もない頃は本当に安心ですし助かりました。
ブリーダーさんにも、慣れるまではケージに入れることを勧められました。
猫ちゃんがわが家に慣れてからは、扉は開けっぱなしで出入り自由にしてます。
トイレとごはんはケージの中です。
好きな時に入って、高い棚板のところでよくお昼寝してます。
上下運動もできますし、高さのあるケージならキャットタワーも兼ねられるので便利です。
子どもたちがドタバタ遊んでるときはケージの中で安心して寝てるので、良い避難場所にもなっているようです。
ただ、ケージは大きいので存在感がすごいです。
なるべく部屋に置いても違和感なく溶け込むように、木製のケージを購入しました。
少しお値段高めでしたが、お部屋に置いても違和感なくおしゃれで大満足です!
購入した木製3段ケージについては、別記事にくわしくまとめています。
子猫のために用意したその他の猫グッズ
ブリーダーさんから教えてもらったもの以外に、「これは絶対使うだろうな。」と購入したものもあるので紹介します。
- 爪とぎ
- 爪切り
- 猫じゃらし
爪とぎ
爪とぎは特にブリーダーさんからの指示はありませんでしたが、絶対必要だろう。ということで購入しました。
猫ちゃん御用達ブランド、猫壱の爪とぎです。
このカーブが体に絶妙にフィットするみたいで、爪とぎだけでなくお昼寝ベッドとしても気に入ってゴロゴロしてました。
毎日爪とぎしてもほとんどカスが出ることもなく、さすがの品質です。
購入後近くのホームセンターで売られてる同様の爪とぎを見ましたが、ダンボールの粗さに衝撃を受けました。
ツメをといでるそばからカスがボロボロ出てきそうです。。
見た目も安っぽくないし、猫壱のバリバリベッドはおすすめです!
ただ、最近は大きくなって体が乗り切らなくなったので使用せず放置されてます。。
そろそろ大きいものに買い替えてやらなければいけません。
次はいよいよあのカリカリーナかな。。
爪切り
爪切りも猫の飼育には必須です。
こちらも猫飼い御用達ブランド、猫壱の商品です。
はさみ型で扱いやすく、初心者でも安心です。
猫じゃらし
猫のおもちゃ、猫じゃらし。
猫ちゃんをお迎えすると決まったら、長男が大喜びで自分のおこづかいで買ってました。
でも、意外と猫じゃらしにはくいつきが悪くて。。
100均の手芸コーナーで買った、ゴム入りのビヨンビヨン伸びるリボンが超お気に入りで、それでばっかり遊んでました。
子猫お迎えの準備品は総額いくら?
それでは、子猫を飼育するために揃えるべき準備品、いったい総額はいくらなんでしょうか?
ざっくりですが計算してみました。
準備品 | 価格(税込) |
---|---|
トイレとトイレ砂 | 1,079 |
フード(2種類) | 6,160 |
水飲み器 | 1,755 |
食器 | 2,613 |
猫ベッド | 1,691 |
キャリー | 3,446 |
ケージ | 23,800 |
爪とぎ | 2,859 |
爪切り | 1,545 |
猫じゃらし | 263 |
合計金額 | 45,211円 |
今回初めて猫ちゃんをお迎えする準備品の総額を出してみたんですが、現在のAmazon価格で税込み約45,000円でした。
なかなかのお値段ですね。。
ただ、ケージが総額の半分以上を占めています。
ケージ以外は、どの商品を選んでもそれほどお値段の差はないと思いますが、ケージはどんなものを選ぶかで金額はかなり違います。
猫ちゃんをお迎えするための準備はワクワクしますよね。
「大体このくらい。」という一つの目安、参考になればうれしいです。