前回、抱っこ嫌いの猫は抱っこ好きになる?わが家のミヌエットの場合で、わが家のクー(ミヌエット・オス)の抱っこ嫌いの状況とこれまでの変化を書きました。
今回は、抱っこ嫌いの根本的な理由はそもそも何なのか?ということを追求してみたいと思います。
獣医師監修|猫を「抱っこ好き」にするには? 猫が抱っこを嫌がる理由も解説で紹介されている『猫が抱っこを嫌がる8つの理由』にどれだけ当てはまっているか検証し、抱っこ嫌いの原因を特定してみます。
予想では『性格的なもの』なんですが、果たしてどんな結果になるんでしょうか。
普段の様子やこれまでの出来事などくわしく書いていきますので、抱っこ嫌いに悩んでる方の参考になれれば嬉しいです。
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抱っこ嫌いな猫の理由8つ
まずは、わが家のクーが抱っこ嫌いの理由として紹介されているものにどれだけ当てはまるのか?を検証させていただくサイトですが、以下の基準で選出しました。
- 『抱っこ嫌い 猫』で検索上位
- 専門家が監修している
以上の基準で選ばせていただいたのが、
獣医師監修|猫を「抱っこ好き」にするには? 猫が抱っこを嫌がる理由も解説
です。
こちらの記事は検索順位1位(2022年2月)、なおかつ獣医師さんの監修です。
この記事で紹介されている『猫が抱っこを嫌がる8つの理由』が以下のものです。
- 自由でクールな性格
- 怖がりな性格
- 抱っこに苦手意識がある
- 飼い主の抱っこの仕方が苦手
- 落ち着かない環境
- 抱っこのタイミング・気分じゃない
- 飼い主のニオイが苦手
- 痛みや病気がある
この『猫が抱っこを嫌がる8つの理由』に、わが家のクー(ミヌエット、オス)がどれだけあてはまるのか?抱っこ嫌いの主な原因は何なのか?を検証していきます。
抱っこを嫌がる8つの理由にどれだけ当てはまるか検証
それでは一つずつ、クーの抱っこ嫌いの理由として当てはまるか検証していきます。
➀自由でクールな性格
抱っこが苦手というより、自由を奪われるのが好きではない猫。
この場合は少し抱っこできてもすぐにいなくなることが多い。
これは、いきなり確信をつく理由です。
前回の記事でも書いたとおり、抱っこ嫌いの一番の理由は性格的なものではないか?と私は考えています。
穏やかだけど決して臆病ではなく、普段からあまり動じることがありません。
掃除機やドライヤーの音も怖がらないし、うっかりしっぽや足を踏まれてもめったに声をあげません。
ちょっそそこどいてー!と掃除機で押されてやっと動く。といった感じ。まるで人間のおやじのようです(笑)。
甘えるといえば、たま~に「にゃ!」と小さい声で鳴きながら寄ってくる程度です。
その時も、ちょっと寄ってきてすぐにふいっと行ってしまいます。
こちらが差し出した手にスリッと1~2回してくれれば良い方。
ナデナデできてもほんの2,3回です。。
クー
ぼくは過剰なスキンシップはいらないにゃ!
このように、あまり甘えてくることもなくスリスリもほとんどせず、布団に入ってくることもないので寂しいかぎりです。
自由でクールな性格だから。という理由はクーにぴったりだと思います。
➁怖がりな性格
人慣れしてなかったり迎え入れたばかりで慣れていなかったりすると、抱っこを嫌がることがある。
無理に抱っこすると抱っこ嫌いになる恐れも。
これはクーにはあまり当てはまらないかな?と思います。
人慣れしていなくて抱っこが嫌いなら、すっかり慣れた今では抱っこ好きまではいかなくても抱っこ嫌いは解消されてるはずですよね。
でも現状は、今でも変わらず抱っこ嫌いです。
お迎え当初よりは抱っこへの抵抗が薄れたようですが、それでも『抱っこ嫌い』と確信を持って言える感じです。
➂抱っこに苦手意識がある
動物病院での治療の際に、抱っこされた状態で痛い経験をしたなどトラウマを抱えている。
この場合は抱っこ自体を嫌がる傾向がある。
これに関しては、確信を持って否定できないけど可能性は低いです。
お迎え当初から抱っこ嫌いだったので、もし原因があるとしたらブリーダーさん宅にいた生後2ヵ月までの間です。
私も正直その可能性は考えましたが、ブリーダーさんは長年実績のある方です。
みんなの子猫ブリーダーで同じブリーダーさんからお迎えした他の方のレビューを見てみると、様々な性格の猫ちゃんがいます。
それにクーは抱っこ嫌いですが、お迎えしたての頃は常に私のそばにいて、体の一部をくっつけて寝たりしていました。
人に抱かれている時に怖い思いをしたとしたら、私のそばから離れないなんてことないはずです。
とはいえはっきり確信が持てないので、当てはまり度は”1”にしておきます。
➃飼い主の抱っこの仕方が苦手
飼い主の抱っこの仕方が不安定だと抱っこさせてくれないことがある。
正しい抱っこの仕方を学べば克服できるケースもあり。
これはほぼないんじゃないかな?と思います。
実家では小さい頃から猫がいて抱っこは慣れていますし、子供たちも最初は慣れなくてうまくできませんでしたが、今ではちゃんと抱けるようになりました。
最初子供たちのぎこちない抱っこにはさらにひどく抵抗していましたが、今では私が抱っこするとの変わらない反応です。
ただ、他の猫と違ってクー独自の好みの抱き方がある可能性も否定できないので、当てはまり度は”1”にしておきます。
➄落ち着かない環境
神経質な猫は、うるさい場所や他の動物・人が来る環境だと抱っこさせてくれないことがある。
落ち着いた場所なら抱っこに成功するかも。
これは全く当てはまりません。
わが家は静かな住宅地にあり、騒音はほとんどなく来客などもめったにありません。
子供たちが騒ぐとうるさいけど、そんなの関係なく抱っこはいつでも嫌がります。
クー
まわりが静かで落ち着いてても、嫌なものはイヤなのだ。
➅抱っこのタイミング・気分じゃない
遊びに夢中だったり、安心して眠っているなど猫が邪魔されたくない時に抱っこしようとすると逃げられる。
甘えたそうにしているタイミングなら抱っこできることも。
これは納得というか、クーの場合常に抱っこの気分じゃなさそうです。
というかもはやタイミングの問題じゃないレベルで常に抱っこを嫌がります。
たま~に少し甘えた感じで寄ってきたところを抱っこしても、常に逃げるタイミングをうかがってます。
タイミングが良ければとか甘えモードなら抱っこOKってわけではない。。
⑦飼い主のニオイが苦手
柑橘系など、猫には苦手なニオイがある。
飼い主さんが使っているハンドクリームや香水、ボディソープなどの香りが苦手な場合は逃げてしまう。
これも無いと思うんですが、どうなんでしょうか。
私自身強い香りは好きではないし、香水をつけることもなく、強い香りの洗濯洗剤やボディソープを使うことはありません。
香りが抱っこ嫌いの原因という可能性はかなり低いと思います。
⑧痛みや病気がある
ケガや痛い部分があったり、内臓疾患があったりすると猫は抱っこを嫌がる。
急に抱っこできなくなった場合は要注意。
これは今のところないです。
動物病院にも連れて行くたびに異常なしの判定をいただいてますし、毛並みも良くいたって健康体です。
そもそも急に抱っこできなくなったということではなく、お迎え当初から今に至るまでずっと抱っこ嫌いです。
わが家の猫の抱っこ嫌いの主な原因は?
8つの抱っこ嫌いの原因について検証しましたが、当てはまる項目はダントツで
- 自由でクールな性格
- 抱っこのタイミング・気分じゃない
という結果でした。
こうやって具体的に見てみると、クーの抱っこ嫌いは予想どおり性格的なものだということがはっきりしました。
ということは、抱っこ好きになる可能性は低そうですね。。
歳とともにまるくなるのを期待するしかなさそう(笑)。
クーの抱っこ嫌いは個性の1つ!
今回の検証で、クーの抱っこ嫌いの原因は性格的なものとほぼ確信できました。
私自身も長時間抱っこしたり、かまってくれと頻繁に来られると困るタイプなので、そこはお互いさまで良いのかなと思います。
あまりにも甘えてこないのでちょっと寂しい時もありますが。。
普段ほとんど甘えないぶん、たまに「にゃっ」と寄ってきてくれるのが格別にかわいいです。
クーもまだ1歳ちょっとと若いし、これから歳とともに少しずつ抱っこ嫌いの度合いも弱くなってくるだろうと期待しつつ、日々を家族楽しく過ごしていきたいと思います。